上手に使おう、強調語

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上手に使おう、強調語

大阪で暮らす人は、強調の言葉がとても大好きです。「かなり」「マジで」「ホンマに」「リアルで」「ヤバすぎる」…会話の端々で、説得力を強めるために強調語を用います。彼らの言葉からこれらの表現をそぎ落とすと、何も残らないかも!?しかし、そんなくどいほどの強調がお喋りに「妙味」を与えていることも、また確かでしょう。

松本人志に学ぶすべらない強調語

松本人志

ダウンタウンの松本人志さんもまた、強調の言葉をよく使う関西人の1人です。しかし彼はどちらかと言えば、「主張の説得力を強めるため」というよりも、「会話を盛り上げるため」に、いわば「ボケ」の一環として、そういった言葉を使っている印象があります。

彼が使う定番の強調語と言えば、「ごっつ」でしょう。「ごっっっっつムカついてん!!」と顔を真っ赤にして、目や口をゆがめながら、ユニークに「怒り」の気持ちを強調しています。やはり「笑い」のためと割り切ってこの手の言葉を使うのがベストでしょう。本当にお喋りに説得力を持たせたいならば、具体的な数字を使うなど、他にも方法はあります。

簡単な「ド」で強調してみよう

「超ド級」の「ド」は「弩」と書き、これも強調を表します。もっとも簡単に使える関西弁チックな強調語と言えるでしょう。「ド変態」「ドM」「ドS」など、何やら性的な言葉の接頭語として使われる印象が強いですが、必ずしも用途はそれだけではありません。

たとえば、「ドアホ」「ド畜生」など、罵倒語の頭に持ってきてもOKです。ただ単純に「アホ」「畜生」というよりも、「ド」をつければ、どこか「愛情」が籠った響きになります。

避けよう、「絶対に○○」

これも関西人がよく使う強調語の1つとして、「絶対に○○」というものがあります。しかしこれは、あまり関東やその他の地域で使わない方がいいでしょう。関西では1つの「シャレ」として理解されますが、一般的にはこの言葉を使う人はあまり良い印象を持たれません。「絶対に○○」と言う人は、ただただ頑固で偏屈な奴、と思われてしまいます。「これって常識でしょ」と、何かにつけて独りよがりな「常識」を持ちだす人と同じです。

強調語は1つ間違えると聞く者に不快な印象を与えるので、注意が必要です。真似をするなら「ド」だけを、あくまで笑いを取ることを目的に面白おかしく使ってください。