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大阪人は楽しむのが大好き!とあるバンドのエピソード

大阪の人というのはとにかく「楽しんだもん勝ち」な気質が強いです。そのことがよくわかるエピソードを今回はご紹介。とあるバンドのライブツアーでの出来事です。

初めてのライブツアー!しかし札幌で事件が・・・

インディーズバンドで活躍するAさんは、CDを全国リリースし、波に乗っている時でした。そんな時、メーカーから言われたのが「そろそろ全国ツアーをしよう」というもの。そしてどこでライブをするかを決めたのですが、その時はまだまだ地方にまで知名度が浸透していないということもあり、とりあえず東京・名古屋・札幌、そして大阪でツアーを回ることに決めます。

Aさん率いるバンドはライブに定評があり、盛り上がる曲も多いため、いつもライブハウスではスターのようなステージングでした。しかし、札幌でのライブの時、その自信を失ってしまいます。地元の東京ではないので仕方がないのかもしれないのですが、ライブがいつものように盛り上がらなかったのです。

「こんなことじゃ、もう俺たちダメかも・・・」Aさんたちはかなり落ち込みました。しかしマネージャーは「そんなの全然気にすることないよ」と一言。どうしてかとメンバーが聞くとマネージャーはこう応えます。

「お客さんっていうのは地域によって感覚が違う。東京のお客さんが100だとしたら、札幌のお客さんってのはだいたい70~90くらいなもんなんだ。土地柄っていうのかな?札幌のみんなは盛り上がってないように見えて、実はすごいライブを楽しんでいるものなんだよ。だから大丈夫」

しかし、Aさんたちは納得できません。どんな人でも同じように盛り上げたい。それが自分たちのスタイルだと思っていたからです。

大阪ライブでまさかの大盛り上がり!?

その翌週、Aさんたちのバンドは大阪でライブに臨みます。ステージ前、まだ札幌でのショックを引きずっていた彼らの顔は曇りがちでした。しかし、その夜、彼らはマネージャーの言っていたことが本当だったことを実感します。

とにかく大阪のお客さんの盛り上がりがすごかったのです。ノリが良く、歓声も大きい。少し煽ればそれに付いてきてくれる。こんな楽しいライブははじめてかも!とAさんたちは思いました。

その夜の打ち上げで、マネージャーはバンドメンバーに言いました。

「大阪のお客さんってのは商人気質っていうか・・・とにかく、払ったチケット代を損したくないから、その分積極的に楽しもうとするんだ。だから、ある意味君たちが盛り上げたというよりは、勝手に盛り上がってくれた、っていうのが正解かもね。とにかく、今日のライブはよかったね」

楽しむことに一生懸命なのが大阪人

ライブの楽しみ方は人それぞれと言います。しかし、今回のお話しを聞いてみると、大阪の人はとにかく楽しむことに対して貪欲なのが分かるでしょう。しかも、ライブをしていたバンドメンバーを楽しませてくれた、とも言えるかも知れません。札幌の人は札幌の人で当然楽しくステージを見ていたのでしょうが、やはり大阪の人のほうがバンドにとっても嬉しいオーディエンスだったのは間違いなさそうです。皆さんも、大阪の人を見習って「とにかく楽しもう」という気持ちを持ってみてはいかがでしょうか?