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大阪の代名詞でもある値切りは一種のコミュニケーション!

その昔、大阪は『天下の台所』と呼ばれました。経済の中心として発展すれば当然商人も集まり、商いの街として文化を形成しました。それは今でも色濃く残っており、派手好きな外見と違い、大阪人の金銭感覚はシビアです。

そうなると、今でも値切りの文化が残っているのが納得ですね。「値切りってなんだかがめつく思われそう」と考えるでしょうが、大阪ではこれもコミュニケーションの一種です。お得に交流できるなら、それは大きな魅力でしょう。

商人気質な大阪人たち

経済に影響がある都道府県といえば、大阪だけでなく東京もそうですね。双方とも日本を代表する大都市ですが、お互い違った発展をした結果、商人の街になったのが大阪です。同じ都市部でも、他県と比較してみましょう。

特に比べられやすい東京と比較すれば、大阪は物価が安かったり、お得品のラインナップが豊富だったりと、買い物をする上で嬉しい街なのです。ただ、それだけお得な値段設定でも、大阪人たちはさらなるお得を目指します。

大阪人が派手好きでお金をパーっと使うのは有名ですが、それは『必要な時には思いっきり出す分、普段は財布の紐を締め上げている』からです。だから、大阪人はもっと節約するために、値切りの文化も残っています。

値切りも珍しくない大阪の街

価格設定が大雑把だった昔と違い、今は値切り交渉も減ってきましたね。特に他県では「値切るのは恥ずかしいしマナー違反じゃないの?」と思われやすく、せいぜい家電量販店くらいしか交渉しないと思います。

しかし、大阪ではまだまだ値切りが盛んに行われており、特に個人商店ではそれが顕著です。大型店に比べて値段のつけ方が自由であり、交渉の余地がある点が、大阪人にとっては非常に心をくすぐるのでしょう。

値切りというと、難癖をつけて強引に下げてもらうという、悪いイメージがもたれやすいです。ですが、本当の商人は『長く付き合うならお互いがお得じゃないとダメ』ということを知っています。

だから、大阪人の値切りは決して嫌がらせなどは行わず、例えば「まとめ買いするから安くして!」のように、お互いが納得できる状態に持ち込みます。

こうすれば、相手はたくさん売れてラッキー、客側はお得な値段で買えてラッキー…俗に『Win-Win』と呼ばれる関係になるのです。

値切りはコミュニケーションの一種?

このような値切りは一見して厚かましく見えますが、場所も選んでいます。例えば大手スーパーでは、そこまで活発にやり取りしていません。あくまで先ほど話したような、顔なじみの個人商店で多いのです。

そうした親しい相手同士だからこそ、値切りが盛んに行われ、軽快で楽しいコミュニケーションしているのです。ぶっきらぼうに値切るのではなく、楽しむついでにお得な買い物に持ち込むのは、サービス精神もある大阪人らしいですね。

仲良くなるのも節約の一環!?

値切りは仲良くなるためのコミュニケーションであり、同時に節約にも繋がっています。先ほども話したように、親しいからこそ値切りにも応じてくれやすいので、以外としたたかな関係なのですね。

もちろん、値切りで仲良くなるには、相手が嫌がらないギリギリをわきまえないといけません。それを察することができるのも、大阪人のコミュニケーション能力の高さを物語っています。