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お金よりもコミュニケーション?大阪人ならではの手助け

何かに困った人がいたら、お金を渡すのがほとんどの場合で効果的です。だからこそ募金というシステムが成り立つのですが、金銭感覚がシビアな大阪人の場合、その助け方にも県民性が現れています。

大阪人は、「お金はさておき手伝いはする」という人が多いです。つまりはアドバイスしたり作業を手伝ったりして、お金を使わず助けるという意思表示ですね。実はこれ、コミュニケーション手段としても賢い選択なのです。

お金で解決するとありがたみがない?

お金というのは、私たちの文化の根源ですね。お金を使って日々の生活を維持しているから、労働というお金を得る方法が成り立つのです。このお金を生み出した人は、世界を作ったといっても過言ではありません。

だから、今の世の中はお金さえ支払えば、大抵のことはなんとかなります。実際に困ったと発言する人も、お金がないのが最大の理由になりやすく、金銭的な支援は最も有効に思うでしょう。

しかし、毎回お金を出してあげるのは、相当なお金持ちでもないと難しいですね。それに、毎回すぐにお金を出していると「どうせ助けてくれる」と相手が思いやすく、効果を感じにくくなるでしょう。

お手伝いを優先する大阪人の意図とは?

大阪人はケチだといわれやすいですが、出す時はしっかり出すのが彼らの金銭感覚です。だから普段はシビアにしているだけで、単なるケチではありません。そんな財布の紐も固い人たちは、人助けの方法もユニークです。

大阪人は助けを求められると、『身一つで手助けする』という傾向が強いのです。例えば「商談に間に合わず損害が出そう…」といわれたら、『車を出してあげる』ような感じですね。

金銭的な補填ではなく、労働力の提供が、大阪人なりの手助けです。これは単なる節約精神だけでなく、コミュニケーションも生じやすい結果、お金の支援で発生する問題も解消しているのです。

人情味がある大阪の手助けに学ぶこと

困った人に対し、お金をスマートに出すのは悪くありません。ただ、それだと先ほども申したようにありがたみを感じにくく、助けてもらっている自覚が芽生えませんから、これは本人のためになりませんよね?

でも直接手助けすると、相手も面と向かってお礼をいうことになり、助けてもらったありがたみを噛みしめるでしょう。さらに、交流したことで人の縁に繋がるのは、コミュニケーション面でも利点があります。

大阪人はそうした縁を大切にする分、友人が多く存在するのです。お金だと頼り癖がついたり、上下関係ができたりしやすいですが、手助けを優先する大阪の場合、あと腐れない関係が作れるでしょう。

お金で解決する現代人の悪癖に物申す!

お金で問題を解決すると、工夫や乗り越えるためのノウハウが生まれないのが、実は最大の欠点かもしれません。それなのに忙しい現代人は、「まあ人助けになるし…」とお金を出しやすいのです。

長い目で見れば、大阪風の手助けは人のためになりやすく、コミュニケーションにもなるため、私たちにとっても有意義です。人と仲良くするのが苦手なら、手を貸すことで強い絆が作れるでしょう。

「困った時はお互い様」、その精神を思い出し、もっとコミュニケーションで苦難を乗り越えましょう!