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親密な人と一緒に食べたい串カツの仕組み

大阪の名物はたくさんありますが、食べ物でいえば『串カツ』は欠かせません。とんかつはどんな地方でも人気のメニューで、ご飯のお供としても文句ありませんね。ただ、大阪の串カツはそれだけではありません。

大阪人は食べ物を楽しくいただくプロフェッショナルですが、この串カツにも大阪人らしい特徴が、まるでソースのように染み込んでいます。何気なしに食べていたのなら、一度コミュニケーション面での利点を考えてみましょう。

大阪ではポピュラーな串カツ

とんかつ自体は全国各地で食べられていますが、『串カツ』となればかなり数は限られます。とはいえ、大阪では専門店もたくさん軒を連ね、毎日のように大阪人たちが味わっているのです。

食べ方はシンプルで、串に刺されたカツをソースにつけていただくのですが、ここで一つ注意点があります。『大阪の串カツ店では多くが二度漬け禁止』で、知っているかどうかに関わらず、二度目はマナー違反です。

そこまで難しいルールではないにせよ、禁止事項があると少し窮屈…なんて思うかもしれません。ですが、大阪において串カツというのは、コミュニケーションを取りながらワイワイ食べられる名物なのです。

一つのソースでみんなが食べるのがポイント?

二度漬けができないので、衛生面では問題ありません。ただ、みんなで同じソースを使う点について、気になる人は気になりませんか?でも、これがコミュニケーションとして有効なのです。

嫌いな相手と仕方なく食べるとしたら、たかが調味料といえど、一緒には使いたくありませんよね?ですが、そんな串カツを一緒に食べているということは、ソースを同じくする友好の証として伝わりませんか?

こうした特性から、食事で串カツに誘われた場合、すでに相応の仲良しだと思って良いでしょう。もしも大阪人のお友達がいれば、自分から串カツに誘うことで、もっと仲良しになれるかもしれません

囲んで食べられる串カツ

ここで、串カツを食べる姿をイメージしてください。一つのソースが入った容器をみんなで囲み、それぞれが串カツをつけて食べている…そう、これは『鍋』の光景にそっくりなのです。

みんなで囲む串カツが好きな大阪は、やはり他県に比べてコミュニケーションが好きで、陽気な人が多いといえます。その土地によって好きな食べ物は大きく異なりますが、大阪では串カツやたこ焼きなど、みんなで食べると楽しいものが人気ですね。

カウンター席も多い串カツ店

また、串カツ店には店員さんとのコミュニケーションが取りやすい、カウンター席も多いです。みんなで囲めない串カツは少し物悲しいのですが、カウンター席ならそんな思いもしなくて済みますね。

大阪の人は基本的にノリが良いし、サービス精神に溢れていますので、こちらから話しかけても盛り上がりやすく、安心できる相手が多いでしょう。「今まで店員に話しかけたことなんてないかも…」そんな人でも、大阪なら勇気を出してください。

串カツはこの通り、大抵のお店でコミュニケーション向きな食べ物です。一人で黙々と食べるのもダメではありませんが、大阪人らしい『美味しいものは楽しくいただく!』精神にて、そのコミュニティーに入ってみましょう!