わざとミスして緊張をほぐす

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小さなミスで緊張を吹きとばせ

なかなか会話の糸口も見つからず、気まずい沈黙が流れる…特に初対面同士の間ではしばしば起こる困った事態です。解決するためには、どうすればいいのでしょうか?

そんなとき、大阪人たちは、わざとミスを犯して、「スキ」を作ると言います。彼らの見事なコミュニケーションテクニックを知って、一人前の「人たらし」を目指しましょう。

小さなミスで親近感を

小さなミスで親近感を

人間は「スキ」のない他人には近づきにくく感じるものです。たとえば、端正な顔立ちの美女を見ても、「きれいだな」とは思うけれど、なかなか接近するつもりにはなれないでしょう。「冷たそう」「プライドが高そう」…そんなイメージを持って、容易に親しめません。

しかし、そんな美女が、どういうわけかファッションが珍妙だったりすると、一気に「スキ」が生まれて、接しやすくなります。相手と自分のレベルが近づいたように感じられるからです。つまり、小さなミスを意図的に演出すれば、初対面の緊張もすぐに解けます。

行動的なミスで近づく

初対面の人とうまく会話できない場合、大阪の人はしばしば、わざとつまずいたり、手に持った何かを落としたりすることがあります。そうすることで、相手に、「この人も同じ人間なんだ」と思わせることができるわけです。「こういう失敗、いつもするんですよ~」などと自分を卑下する台詞を付け加えれば、パーフェクトです。相手がよほど冷徹な人間でない限り、「まあよくありますよね」と同意して、距離を縮めてきてくれるはずです。

言葉もミスで近づく

言葉もミスで近づく  

会話中、ちょっとした言葉を「噛む」ことがよくあります。大阪では、この「噛み」にはとてもシビア。「あっ、噛んだやん」「何回噛む気や」といちいち突っ込んで、笑いに変えます。つまり、作為的に言葉を噛んで相手の親近感を引き出すのも、1つのテクです。

初対面の人との会話に堅苦しさを感じたら、わざと噛んで、その時には「しまった」という意味で自分のほっぺを軽く叩くなどしましょう。すると相手も、あなたを「愛嬌のあるキャラクター」に思ってくれて、軽く笑い、すぐに心を開いてくれるでしょう。

ミスを犯す、ということは、自分のレベルを相手に合わせる、という意味です。特に内面を何も知らない初対面の人は、ハイレベルな人に見えるもの。とにかく自身を小さな存在に見せておけば、相手も親しみやすさを感じてくれ、初対面の緊張は簡単に吹き飛びます。