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大阪人が標準語だと思っている言葉

日常生活で関西弁を聞かないなんて方は少ないのではないでしょうか。関西出身ではない方も、ついつい関西弁を使ってしまうこともありますよね。もちろん「なんでやん」「ほんま」など定番でよく耳にする言葉は意味を理解しているかと思いますが、なかには「え?今のどういう意味?」なんて言葉もチラホラ出てくることも……。

言葉の意味を聞いて会話が中断してしまうのも、分からないまま会話を続けてしまうのも何だか心がモヤモヤしてしまいますよね。となれば、きちんと関西弁を理解したうえで気持ちのいいコミュニケーションをとりたいところ。そこで今回は、意外と知られていない関西弁について解説していきます。

なおす

一般的には、【なおす=直す】で壊れたものを修理するという意味合いで使われます。しかし、関西弁では【なおす=しまう・片づける】といった意味になります。意味がわからないと、「え?なおす?壊れているところなんてないよ?」なんて勘違いしてしまいますね。

例:「これ、あそこの棚になおしといて」⇒「これ、あそこの棚にしまっておいて」

さら

もちろん「皿」のことではありません。関西弁では、「新しい」という意味で使用します。「更・新」と書き辞書にも載っている言葉ですが、関東では関西のように頻繁には聞きません。新品のことは「さらぴん」と言います。

例:(関西)「このノートさらぴんやで」⇒「このノート新品なの」

えらい

関西弁では「えらい=偉い」の他に「大変・非常に」「疲れる・きつい」といった3つの意味で使用されます。なので、大変な状況の人に「偉い」の意味合いで返答をしてしまうと会話がややこしくなってしまうでしょう。また、「大変疲れた」というときには、2つ重ねて「えらいえらいわ」といった感じで使うこともできます。誤解を招かない為にも意味合いを覚えておくといいでしょう。

例1:「えらいことになってしもうた」⇒「大変なことになってしまった」

例2:「予定が詰まっててえらいわ」⇒「予定が詰まっててきついわ」

べった・どべ

「びり・最下位」といった意味で使われます。言い方としては他にも「べべ・べべた・べったこ・どんべ」なども。同じ関西でも地域によっては言い方が違います。「びり」と言われるよりも少し柔らかい印象を受けますね。

例:「こないだの運動会のリレー、べべやった」⇒「こないだの運動会のリレー、最下位だった」

モータープール

初めて聞いたときは「モーター?」「プール?」なんて混乱することでしょう。関西では駐車場のことを「モータープール」と言います。由来は、進駐軍から来ているそうです。最近では、若い人は普通に駐車場と言う方もいるようですが、まだまだ使われている言葉です。

例:「あそこのモータープール空いているよ」⇒「あそこの駐車場空いているよ」

他にも、なかなか聞きなれない関西弁や標準語と違った意味で使われている関西弁がたくさんあり、調べれば調べるほど関西弁の魅力に惹き込まれてしまいます。しっかり言葉の意味を理解していないと誤解を招いてしまう可能性のある言葉もちらほらあります。インターネットでも関西弁をフィーチャーしたサイトがたくさんあるので利用してみてください。関西弁をきちんと理解して関西出身の方とのコミュニケーションをより楽しんでみるといいでしょう!